INSTALL

導入ガイド

組織への導入では、まずお問い合わせから組織・ユーザー・トークンの発行を行い、その後に各端末へCLIをインストールします。 個人で試す場合も、利用には管理者から発行されたトークンが必要です。

動作要件

  • Linux(x64 / arm64)または macOS(x64 / arm64)
  • 管理者から発行されたトークン(1 台の端末 = 1 トークンが目安)

通常のCLI利用にランタイム(bun や Node.js)は不要です。単一バイナリが配布されます。

Concept RuntimeでPDFを生成する場合は、端末にChrome / Chromiumが必要です。自動検出できない場合はMURASAME_CHROME_PATH を指定してください。Quintの実行環境を固定する場合はMURASAME_QUINT_BIN を指定します。未指定時のQuintフォールバックはnpx --yes @informalsystems/quint のため、Node.js / npmが必要です。 Node.jsを用意しない場合はQuintのパスを環境変数で指定するか、--no-verify で検証を省略してください。

インストール

curl -fsSL https://murasame.xenophy.com/install | bash

murasame が ~/.local/binに配置されます。PATH が通っていない場合はシェル設定に追加してください。

murasame version

ログイン

管理者から受け取ったトークンで認証します。トークンは管理画面のダッシュボードにあるトークンカードから発行されます。資格情報は端末の ~/.murasame/credentials.json に保存されます。

murasame login

接続状態は murasame status、保存済みアカウントは murasame whoami で確認できます。status のGateway readinessは認証不要のため、トークンの有効性そのものは確認しません。実際のCLI接続またはConcept Runtime実行時にも認証を確認します。

murasame status murasame whoami murasame logout

最初の対話

murasame

TUI が起動し、そのまま会話できます。1 問だけ投げて抜けるワンショット実行はmurasame ask、shell 込みで自走させるのは murasame exec です。詳細はコマンドリファレンスへ。

実装前に要件・データフロー・検証を試す場合は、Concept Runtimeを使います。自然言語の要求を渡すと、確認質問、simulate / verify、成果物生成まで進められます。 詳細な入力例と、停止したときの要求の直し方はConcept Runtimeのガイドを参照してください。

初回のConcept Model生成はLLM応答を待つため数十秒〜数分かかる場合があります。CLIは経過秒数を表示し、Ctrl-Cで中断できます。保存せずに推奨回答を適用して検証する場合は、--dry-run --yesを使います。

murasame concept run "匿名利用者が商品を検索し、顧客が注文し、管理者が発送済みに更新できるEC"

セルフホスト(ローカル daemon)

ゲートウェイを経由せず、自分のマシンでデーモンを直接動かす構成にも対応しています。 これはソース checkout と Bun 環境を前提にした開発・個人利用向けです。公開インストールコマンドで配布されるのはmurasame CLIだけで、murasamed は含まれません。リモートGatewayを使う場合はこの節を実行せず、上のログイン手順を使ってください。

# リポジトリのルート、Bun環境で実行 ./scripts/build-local.sh # daemon の起動(別ターミナル) murasamed # daemon 直結を強制(資格情報があっても gateway を使わない) MURASAME_URL=ws://127.0.0.1:18931 murasame

主な環境変数

変数意味
MURASAME_URL接続先。設定するとローカル daemon 直結を強制
MURASAME_PORTローカル daemon のポート(既定 18931)

アップデート

同じ install コマンドを上書き実行するだけです。現在バージョンは murasame version で確認できます。